先日カビや変色で捨てられる寸前の八寸帯のリメイクご覧頂きました。
反響にビックリしておりますが、 今日は役目を終えた留袖活用術。
琳派の作家として大活躍の伊可田屋 田畑浩平さんの作品。
今後に黒留袖として使用を考えた折 まず今の代では着ることがない。 そういった折の
利用方法です。 留袖は5つ紋。この5つ紋のうち背のみ残して あとを金彩で田畑さんに
柄を入れてもらいました。
昔 塩月弥生子さん(字が違うかもしれませんが)これからの婚礼はテーブル席での婚礼が増える。
そのため肩裾模様の留袖を考案しました。っと雑誌に大きく取り上げられていたのを思い出します。
当時のファッションリーダーだった塩月弥生子さんのこの一大革命はキモノ業界に身を置く以前の事で
したが鮮明に覚えております。この考えからすると 黒留袖としても利用でき また 訪問着としても
利用できる誠に便利なキモノです。 こうしたリメイク いかがですか。
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テーマ:着物・和風小物 - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2010/05/31(月) 22:07:06|
- お手入れとお直し
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