先日 とあるイベントに参加してまいりました。
瓢亭お弁当を頂き、その後 「だし」についての第14代当主高橋英一様のだしレクチャー
瓢亭、家庭でのだしの取り方を基本に始まりそのだしを使っての応用編まで
応用編では実際にその応用だしがどんなお料理に合うかまでお料理を頂きながら教えて頂く、納得のレクチャー。
十数年前には何回かお店に伺っておりました。それ以来。
その折に感じた あまり快くない 空気。
それが一転、柔和な笑顔、会話の中にあふれる仕事への感謝と幸せ。何度も何度も 楽しいとおっしゃるその言葉通り
レクチャーを受ける私たちにも心地よい空気が伝わってきます。あれから十数年。
十数年前 と言えば高橋様 60才前後 そうあの頃 和食の世界遺産登録運動、代替わり 等々大変な時期だったんだなあと。
山を越え、今の境地に。ささやかながら 私も・・・
どんな仕事でも山あり谷あり ありますが 自身の信念を貫き通し、今に感謝できることは幸せなことです。
最後に彼がおっしゃったこと。
京料理を過度に華やかにしたパフォーマンス的なお料理が氾濫しておりますが、瓢亭ではあくまで瓢亭のお料理を貫きますと。
我が店も小さな店ですが 自分の感性を生かしながらお客様に本物のキモノ文化とあくまでもキモノは衣服であることのお手伝いをさせて頂きたいと思っております。
- 2020/09/22(火) 12:00:26|
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