「このワインの銘柄は」「このヴィンテージは・・・・」知識が先行して味とかなおざり
これがはたして本当に楽しんでいるのだろうか。 ワイン醸造家 新井順子さんが突き当たった疑問。
バブルの頃です。「素敵な結城紬がはいりました。ご覧いただきたいのですが」「しといて」「700万円なので一度
ご覧いただけませんか」「任すわ」
「お嬢様にぴったりの訪問着が入りました」「そお それじゃお任せ。お値段は?」550万円です。「はい」
心のどこかがくすぶっています。はたしてこれがキモノ屋かな・・・疑問が付きまといます。
60歳で一応店を閉めさせていただこうと決めておりました。
それからもう2年も経ちました。
「本当にお客様が必要とする 分からないをサポートするキモノ屋を何年できるか分からない
けど とりあえず一年ずつ見直ししながらやってみよう」
正直に仕事をしていると必ず出くわす疑問「これでいいのかなあ」
HPでよくみるキモノ屋さんのあのフレーズ「数百万のキモノをTシャツを売るように売る方法」
いやだなあ
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- 2011/06/01(水) 17:51:39|
- コラム
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