11月になるとあちこちの神社は七五三のお参りでにぎわいます。
子供さんが少ないからでしょうか それとも こうした風習が見直されているのでしょうか
参拝なさる方が例年に無く多いように思うのですが。
お若いお母様や、おばあちゃまはお孫さんの七五三のご用意に余念ないようです。
男の子のお祝いは3歳と5歳。 3歳のキモノは 宮参りの折の あののしめをお召しになっては。
広袖をキモノ袖に仕立て替え、金ぶりははずし、袴でさっそうと。
5歳も宮参りキモノ、少し小さいかもしれませんが 袴を着けるのですから気にせず。小さいのがまた可愛くて。
丁寧な方はやはり4つ身 紋付羽織袴をご注文いただきます。但し 最近は出来上がりのお着物を
お誂え下さる方が増えました。
女の子は3歳と 7歳 男の子同様 金振りをはずし 広袖を着物の袖に 刺繍襟 はいっそう可愛く見せます。
お背なに大きな帯を付けられて 転んでしまう子供さんもありますが それがまた可愛くて。
3歳の折は 帯でなく 被布(袖なしちゃんちゃんこ風)でも 良いのでは。
どのキモノも 肩みやげ、腰みやげが必要です。最近多いのがこの腰みやげ、肩みやげの依頼です。
必ず子供さんとご一緒にお越し下さい。 採寸が必要です。 そしてできれば最近の身長をお聞かせ下さい。
子供の健やかな成長を願って 氏神様にお参りをするこうした風習が見直されているとはうれしい事です。
但し、まるでタレントオーディションみたいな派手派手はいただけませんよね。
写真さえあったらと思う気持ちも分かるのですが 大事な事は できれば神様の前で
子供と手を合わせ感謝する事をこの機会に教えてやるのも良いのでは。
テーマ:着物・和風小物 - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2010/10/28(木) 00:13:27|
- つれづれ
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