しばらくの御無沙汰で
疲れも頂点に達し、寝込んでおりました。
さて、キモノにパールトン加工をするかしないか という問題。
先日お客様が逸品の訪問着をお召しになったままでホテルのバスタブの掃除をしようとシャワーを。
そのシャワーの矛先がお客様めがけて シャワー・・・(すいません)
袖両袖身頃と縮んでおります。
お買い上げいただくとき まず考えるのがお買い上げいただくおきものの加工です。
金箔であったり、日本刺繍であったりするものは大変繊細です。
ましてやまさ井が手がける御着物は手手作業の部分がおおございます。
きものは いや、絹は100年生き続けると申します。 パールトンについての賛否両論は
そうしますと 結果としてまだ半世紀かかるわけです。
ここでもう一つ大事なパールトンをすると縮まないという間違った意識。
パールトンの目的はCMの通り、たまたまかかったコーヒーであったり雨であったりをはじくくらいと
お話した方がよいのでしょうか。
ようはパールトンは撥水作用はありますが、防水 防縮加工ではないということです。
パールトンに関してはきもの専門店と量販店のあいだにも温度差があります。
それは扱う商品が違うからです。 そうした事を考慮してきものをお買い求めなさることは
店選びをされる時の一つの目安かもしれません。 おかげさまでまさ井ではメーカーさんとの
脈々とした連携でお客様に本物をお届けしております。量販売が出来ないという事は
本物はそんなに沢山量産できないという事です。
最近公共交通機関を利用しての行き来が多いのですが、その度大勢の方々からお声を掛けていただきます。
「きものって良いですね。私も着てみたい」と
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- 2010/02/13(土) 12:24:04|
- お手入れとお直し
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