「運転手さん この辺で地元の人がよく行く居酒屋 つれてって下さい」。「ありがとう」 っと。隣の2Fから
勢いよく階段に水をながす店の人。もうちょっとでおめかし惠子ちゃんの御着物がずぶ濡れではありま
せんか。
「てんぷら音羽や!?」忘れもしません。35年前 嫁姑のよくある話でやんでおりました折、
友人たちの計らいで金沢に。三人お財布心配しながら 「大丈夫かなあ?」なーんていいながら階段
を。高級割烹みたいな・・・なんせ花も恥らう新妻。今では怖い物なしの惠子ちゃんですが、当時はな
んせうぶなもんよ! 白い砂浜を遊ぶ赤い沢蟹。 横にはわかめの籠。 「どうぞ」「江!こんなかわいいの、食べるの!」
こんなとこあんまり入ったことの無い惠子ちゃんご一行。もううれしくって!お金大丈夫かなあ?っとそ
んな時「お隣のおっちゃんが声かけてきてくれ、おごってもらって・・・たしかおじちゃんたち いっぱい食べって・・
忘れられない一夜と。like キティface 3人組
実はしょっちゅうあの折の音羽屋を懐かしんでいたんです。 あれから35年。香林坊という繁華街で
しかも浮き沈みのはげしい飲食店でいまも立派に営業なさっている。 店を張るということはお客様に
対する責任があるんだという教訓を頂いたようで、常日ごろ 決して忘れずお客様に感謝しながら
小さな店をやっているのですが。ジーンとして・・・
金沢駅、プラットホームで雷鳥を待っていた折、目の前に薄汚い建物が目に入ってきました。あの折泊まった
金沢都ホテルです。 なんと懐かしい。
当時の正井にとって今の正井は想像も出来ません。 これもお客様のお陰。 よくがんばったも
んだと自分をたたえながら金沢を跡に。
居酒屋 いたる よかったです。次回はかならず音羽屋に
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- 2009/10/01(木) 23:20:07|
- コラム
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