先日 12月花柳の名取となられるお嬢様に、その折 着用する色無地のお色のご相談で
お会いしました。
昨今のことですから、対外の方がお母様に一任されるというか、どうでもよいという方が多いものです。
小さい頃から 舞踊をなさっているお嬢様、私もその姿を何度かおうちにうかがってビデオを
見せていただきました。
情感たっぷりに、無心に踊るその姿に我を忘れて見入ってしまったわけですが。
お若い方のきもの離れが叫ばれる中、「自分の目で見て、納得して色を決めたい」
このこだわりの姿勢にうれしくなってしまいました。
柄があるわけでもありません。ある意味では面白くないきもの 色無地。
着物の達人が 「着物は色無地に始まり色無地に終わる」っと。
**色を選ぶときの注意点**
一生の色を選ぶかここ何年かの色を選ぶか
柄がないということを心得て
顔が沈まない色を選ぶ
なお、色無地にあわせる帯ですが、
礼装 袋帯
略礼装 名古屋帯 織
ちょっと砕けて 名古屋帯 染め
紋は一つ紋までが使い回しがよいのでは。
- 2009/07/27(月) 00:07:18|
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